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安曇野ちひろ美術館

車で長野市から大町経由で1時間半程度。
特に9月、10月、天気が良いと行きたくなる場所です。
安曇野ちひろ美術館を好きな方は沢山いらっしゃるかと思いますが、私もその一人。
北アルプスや田園風景、広大な公園にある散策路や小川、建物の大きさを抑えるようにした切妻の連続屋根、カラマツ材と珪藻土を用いた優しい空間、美術館でありながらも子供のための絵本が多くゆっくり過ごせることなど。大人も子供も関係なく、自由に過ごしていいよと言ってくれるような気がしています。

「安曇野ちひろ美術館 1997 設計:内藤廣」

建物のボリュームを分節して、外観の大きさを抑えている。
それぞれの屋根の間は、RCの陸屋根でつなげている。

美術館の入り口。
カラマツの屋根架構と珪藻土の壁が外部から内部に連続している。



屋根の登梁は、カラマツ材90mm×120mmの連続で構成されている。
小さい断面寸法を用いた架構と柱、壁の珪藻土の左官塗りが優しい空間をつくっている。

中庭から明るい光を取り込み、館内のどこにいても、外とつながっている。


子供用 名作椅子の数々!

 

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