家族旅行で愛知へ。
念願叶って、豊田市美術館へ足を運ぶことができました。建築界の巨匠、谷口吉生氏の設計で、1995年開館の美術館です。長野県信濃美術館 東山魁夷館(1990年)、丸亀市猪熊弦一郎美術館(1991年)と東京国立博物館 法隆寺法物館(1999年)の間の作品です。その後、ニューヨーク近代美術館新館(2004年)、鈴木大拙館(2011年)、京都国立博物館 平成知新館(2013年)、ギンザシックス(2017年)、谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館(2019年)がつくられています。
水平・垂直のデザイン、乳白ガラスを用いたデザイン、素材、ディテール、プロポーションなど緻密な設計によりできあがっています。人の動線を立体的な空間で繋げることで生まれる視覚・感覚的に抑揚がある空間体験、気持ちが安らぐ静かな空間がとても魅力的な美術館です。
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