主役は長男。
ランドセルについて調べると多くの種類があり迷っていたところ、職人さんが一つ一つ手作りしている土屋鞄さんの工房が軽井沢にあるということで行ってきました。
朝からあいにくの雨でしたが、到着したころには晴れ間が出て一安心。
メインはランドセルです。ですが、枕木の階段、木々の中の石畳や苔庭など店舗に入るまでのアプローチ、店内の内部から外へのつながりなど建築の方に目が行ってしまいますね。

それでも、店員さんの説明を受けながら無事決まりました。
じじ、ばばありがとう。

時間があったので、ハルニレテラスへ。
建築の設計は東環境・都市研究所、ランドスケープはオンサイト計画設計事務所です。
川辺の林の中にショップや飲食店などの複数の建物があり、それぞれの建物がデッキテラスでつながっています。観光地でとても賑わっていますが、川辺のベンチ、木陰のカフェテラスなど訪れる人の居場所がデッキテラスの中にちりばめられていてゆっくり過ごせるようになっています。ハルニレの木、川の流れの音、鳥の声など自然を感じられる素敵な場所です。

設計をする際には建物の方により多くの機能や居場所を求めてしまいますが、外部空間の設計も同じくらいに大切です。
住宅のような小規模の外構は、維持管理や費用を考えると大きな操作は難しいかもしれませんが、例えば1、2本の樹木からでも木陰がつくられて、ゆっくり過ごすことができます。
ちょっとした外の居場所や季節を感じられるものを大切にしながら設計したいと思います。