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建築設計用気象データ

先日、葉山にて。
OMソーラーのご案内で、建築家の堀部さんの自邸を見学させていただいた。
まるい空気(温熱、空調、音)、あるものを使う(風土、気候、素材)この2つを最近のテーマにしていると説明されていた。堀部さんが持つ言葉や空気感、空間の質、納まりも含めて真似しようと思ってもできない。自分の力量にがっかりしながらも、その空間を体感できたことは何よりも得難いものだった。

それと、気候について。
冬の葉山、特に沿岸部は風が強く、10m/sは超えていそうだった。長野と葉山の違いが気になり調べていたら、「建築設計用気象データ」という統計データを取得できるサイトが見つかった。住所を入力するとその地点の月ごとの気温、日照、降水量、風向きなどが表示される。確度の検証は必要だが、その地域の気候を俯瞰的に把握できそうだ。既にご存知の方もいると思うが、勝手ながら建築設計者と共有したいと思います。

住宅写真はNGの為、
神奈川県立美術館 葉山館、印象的な庭先の夏みかんの木です。

 

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